『第14回雄町サミット』第2部

皆さまこんにちは。
2023 Miss SAKE 岡山 中島咲希です。

引き続き第二部についてご紹介いたします。

 

 

第二部
懇親会(立食形式)
18:00〜20:30

【第二部 懇親会】
懇親会では全国各地のオマチストの皆様、酒蔵様、生産者様、飲食店の関係の方々など、さまざまな方が集まり、雄町米を使った日本酒と岡山県の特産の料理などを味わっていただく時間となりました。
我々はMiss/Mr. SAKE岡山として、懇親会の場でインタビュアーとして壇上に立たせていただきました。

 

 

 



まずは
岡山市 東京事務所 赤木様
全農岡山県本部 農産課 宰務課長様
より、岡山の誇る特産品などのご紹介をいただきました。

 

 

 


特に『晴れ寿司』について、ハレの日のおもてなし料理として岡山県民に愛され続けてきたばら寿司を現代風にアレンジした新しい郷土料理です。
晴れ寿司は上に載っている具材の一つ一つが大きいことが特徴です。
まず上の具をつまみに日本酒を飲み、下のシャリを〆として味わう楽しみ方がオススメです。

 

 



続いて岡山県酒造好適米協議会の各生産部会の代表の方々8名にご登壇いただき、インタビューさせて頂きました。
高島雄町米振興会 西崎会長様
JA岡山中央雄町米生産部会 大森部会長様
西大寺雄町研究会 岩本様
藤田雄町部会 国定部会長様
興除雄町研究会 坪井部会長様
JA岡山 御津雄町米生産部会 藤元 部会長様
赤坂特産雄町米研究会 片山副会長様
瀬戸町雄町部会 岡本様

特に印象的だったのは、農家様方と酒蔵の方々とで交流を持たれており、その年のお米の出来栄えについて情報交換をされるということでした。
生産者はお米を出荷するだけで酒蔵の方との交流は少ないと思っていたのですが、そうではなく、農家の方、酒蔵の方が一緒になっておいしいお酒になるように努力されていることを知り感動しました。
雄町米生産者の生の声を聴くことができる素晴らしい機会をいただいたことをとてもありがたく思います。

 

 



また、全国各地からこの日のためにいらっしゃった受賞蔵の皆様方のスピーチがありました。
受賞酒に込めた思いや、なぜ雄町米を使った酒造りをしているのかなど、普段は聞けない酒造りのお話や苦労などをお聞きすることができました。

最後に、台湾にて日本酒の普及に貢献されているマイケル・オー様、チャン・スン・イエ様へインタビューさせて頂きました。

マイケル・オー様は、台湾・台北の飲食店「Hanabi」のオーナーシェフでいらっしゃいます。
また、日本酒学講師会の台湾代表を務め、日本酒の輸入代理業や地酒専門店も経営されています。
中国・上海では、日本酒学校「OU!SAKE」を設立し、国際的な日本酒資格を学ぶ機会を多くの方へ提供されるなど、幅広いご活躍によって、2020年には第15代酒サムライに任命されています。本日の歓評会の審査員としてもご参加いただいております。
チャン・スン・イエ様は、以前、ホテル「マンダリン オリエンタル 台北」のヘッド ソムリエとして勤務されており、2012年台湾ベストソムリエ、「第16回世界最優秀ソムリエコンテスト」台湾代表選出コンテスト優勝など、数々の輝かしい受賞歴を誇る台湾のトップソムリエの1人で、現在はレストランのコンサルティング業を通じて後進育成に注力されています。
台湾では和食ブームもあり、日本酒の消費量は右肩上がりです。
また、日本酒を学びたいというニーズも多く大変な盛り上がりとなっていることを教えて頂きました。
一方、台湾において日本酒は食中酒としてではなく、それだけで飲まれているそうです。
今日の品評会を通して、雄町米を使った日本酒と料理とのペアリングの可能性を一層強く感じたとおっしゃっており、これから台湾料理と日本酒とのペアリングをもっと推進していきたいと希望を語っていらっしゃいました。
今後、台湾で地元の料理と日本酒とのペアリングを楽しめる未来を楽しみにしています。

 

 

 



懇親会の場では、全国各地から集結した「オマチスト」達が、雄町米を使った日本酒と岡山県の特産品を楽しまれている様子を見ることができとても嬉しく思いました。
今後とも幅広い方々に「雄町」のお酒を楽しんでいただきたいです。

 

 



最後になりましたが、この第14回雄町サミットを主催・運営いただきましたJA全農おかやま様、岡山県酒造好適米協議会様、岡山県酒造組合様、第14回雄町サミットの開催誠におめでとうございます。
また、ご後援いただきました国税庁様、岡山県様、日本酒造組合中央会様、(株)アスク様、
新中野工業(株)様、(株)フジワラテクノアート様、会場にお越しくださった皆様、誠にありがとうございました。

そして我々Miss SAKEに素晴らしい機会を与えて頂きありがとうございました。
岡山県の魅力の発信、岡山県の酒米、日本酒の魅力発信に努めて参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

 

 



第二部について了