岡山の高品質酒米〝山田錦〟田植えイベント②

皆様こんにちは。

2023 Miss SAKE 岡山 中島咲希です。

 

 



梅雨らしい小雨が降る田植え日和の6月、国定農産様の圃場で行われた田植えに、2023 Miss SAKE 岡山 中島咲希、準グランプリ 吉富香織、ファイナリスト 福井光咲が参加いたしました。

本イベントは、
有限会社 国定農産(代表取締役 国定豪様)、
株式会社中四国クボタ(代表取締役社長 林繁雄様)、
岡山市農業協同組合(会長 宮武博様)、
全国農業協同組合連合会岡山県本部(県本部長 伍賀弘様)
のご協力のもと、『2023 Miss SAKE 岡山 中島咲希』と共に、全国的にも最高品質を誇り県内での最大生産量の酒米品種『山田錦』の田植えを実施いたしました。

さらに今回、
嘉美心酒造株式会社(代表取締役社長 藤井進彦様)
のご協力により、2023 Miss SAKE 岡山が田植えをした圃場から収穫した酒米で醸した日本酒の製造・販売につなげるプロジェクトを同時進行させてまいります。
Miss SAKE 岡山による田植えを通じて、日本文化の核である日本酒のPRと、全国的にも引く手数多の人気酒米『山田錦』の一大産地である岡山県を広く発信いたします。

開催日:2023年6月21日
主 催: 2023 Miss SAKE 岡山大会実行委員会
共 催: 一般社団法人Miss SAKE
協 力: 有限会社国定農産様、 株式会社中四国クボタ様、 岡山市農業協同組合様、全国農業協同組合連合会岡山県本部様、岡山県酒造組合様、嘉美心酒造株式会社様

 



今回沢山の方々のご協力を頂き、皆様お忙しい中、田植えイベントを執り行うことが出来たことを心より感謝申し上げます。
まず開会ご挨拶を、圃場を提供下さいました 有限会社国定農産 代表取締役 国定豪様より、ご来賓ご挨拶を中国四国農政局 生産部 地方参事官 桃澤靖様より、ご協力ご挨拶を岡山市農業協同組合 経営管理委員会 会長 宮武博様よりそれぞれ頂きました。

皆さん、実は岡山県は酒米の生産量が兵庫県、新潟県に次いで全国で第三位ということをご存知でしたか?

岡山県が誇る幻の酒米「雄町」の生産量が全国第一位であることは言うまでもなく、品評会でも多くの酒蔵様が使用される高品質酒米「山田錦」の生産量も兵庫県に次いで第二位なのです!栽培が難しい酒米をこのようにたくさん生産できるのも、台風などの災害が少なく穏やかで日照量の多い「晴れの国岡山」だからこそです。

岡山県は酒米王国でもあるということをもっと全国に知らしめたいと、参加いただきました皆様口々に仰っていました。

ということで、本日は岡山県が誇る高品質米の「山田錦」を田植えさせて頂きました。まずは手植えからです。2023 Miss SAKE 岡山 3人と嘉美心酒造株式会社 杜氏および副杜氏、 中国四国農政局 職員2名、計7名で1反程度の土地に手植えを行いました。
じつは私は過去に田んぼの手植えをした経験が何度かあります。
子供の頃に実家と祖父母の家で米作りをしており、機械が入れない狭い場所に手植えをした記憶があります。
また、大学では農学部に所属していたこともあり、学校の農場で田植えを行いました。
とは言ってもどちらも随分昔の話で、久しぶりに触れる土の感触を楽しみにしておりました。
圃場の中に入ると、しっかりとした粘り気のある土で足元を取られそうになりました。
稲の株から数本ずつ取り、皆で横一列になって植えていきます。はじめは稲を分けるのが難しかったり植える深さがまちまちになったりなど、コツが掴めずにいましたが、回数を重ねるごとにリズミカルに植えていくことが出来ました。
楽しみながら10分ほどで予定の面積を植え終わりました。

 

 

 

 

 


続いてはクボタ様の 自動運転田植機「アグリロボ 田植機 NW8SA」によるデモンストレーションが行われました。
こちらの田植え機はなんと無人で田植えを行ってくれるという優れもの!人手不足への対応や作業効率の向上にも貢献します。
完全無人機なので人が乗る必要はないのですが、運転席に載せて頂き田植えをする様を間近で体験させて頂きました。まず驚いたのはその操作の繊細さ。
ぬかるんで足を取られるほどの土を進むわけですから、手動で運転する場合は熟練のハンドルさばきが要求されます。
それを田植え機が自動で判断し、ハンドルが細かくくるくる動いてすごい速度で田植えを行っていきました。

 

 

 

 

 


そしてさらなる驚きは私達が7人がかりで10分かけて田植えした面積を、ものの5秒で終わらせてしまったことです!
(クボタ職員様の話によると、最高速度であれば2秒程度で終わるとか・・・)
技術の進歩に驚くばかりでした。