おかやま「雄町と地酒の祭典」2022②

こんにちは!
岡山グルメと日本酒をこよなく愛する
2022Miss SAKE 岡山 準グランプリの石田真希(いしだまき)です。


10月15日(土)および10月16日(日)に開催された
おかやま「雄町と地酒の祭典」2022にて
2日目のステージイベントへ登壇させていただきました。
岡山県内から18蔵が出展された「地酒・雄町試飲会場」が魅力的なこのイベントですが、
3年ぶり待望の開催だったようでかなりの人で賑わっていました。
(来場者しても参加したかった程、楽しそうな会場でした...笑)
2日目も晴れの国は暖かな秋晴れに恵まれる中、
屋内会場では私たちMiss SAKE Okayamaがトークショーに参加させていただきました。




◉16日(日)トークショー

テーマは「より美味しく、雄町と地酒を〝たしなむ〟」

司会進行は1日目に引き続き、
TSCテレビせとうち 中島有香アナウンサー
登壇者は、
フードコーディネーター 灰原抄織さん
日本酒ライター 市田真紀さん
2022 Miss SAKE 岡山 安藤恵
2022 Miss SAKE 岡山 準グランプリ 杉原未来
2022 Miss SAKE 岡山 準グランプリ 石田真希
岡山の日本酒×食を研究し、そして愛するそんなメンバーで、
それぞれの雄町のたしなみ方を紹介したり、オススメのペアリングを頂いたりして
楽しい時間はあっという間に過ぎました。



まずは私の雄町のたしなみ方から。
Miss SAKE Okayamaの3人の中では1番お酒を飲む頻度は少ないであろう私ですが、
週に1回の家飲みや、友人との外飲みが日常の楽しみ。
岡山県産の雄町米日本酒だからこそ合わせて頂きたいのが岡山の自然の味です。
実家から送って貰った大好物の鰆やシャインマスカットをアテに日本酒を頂くのが至福の時で、
故郷を離れて大阪で一人暮らしをする中で岡山や家族の事を思い出す幸せな時間にもなっています。



私のたしなみ方はここまでにしておいて、次は準グランプリの杉原さん。
ご友人も多く、外に食べ飲みに行くのがお好きな杉原さんですが、
さすが岡山の飲食店情報といったらピカイチで私もいつもお世話になっています。
そんな彼女は飲食店の方がオススメしてくださるペアリングを楽しむのが杉原流のたしなみ方で、
本人曰く、自分の好みや固定概念を取り除いた
バイアスのかかっていない「お料理とお酒の組み合わせ」
を知る事ができ、世界が広がって楽しいとの事。
たしかに、自分の好みで注文するのも良いですが、お店の方にペアリングをお任せする事で、
それを選ばれたバックグラウンドだったり豆知識なんかも聞けたりして楽しいですよね。



グランプリの安藤さんは、
東京のイタリア料理店で自らの酒匠の知識と経験を活かして岡山の地酒をお客様に提供されており、
自身でも日本酒を頂く機会は多いとの事。
そんな中で彼女が日本酒を飲んだ時に思い浮かべるのは、
酒蔵さんを実際に訪れた時にお会いした方々や、そのお酒へ込められた熱い想いだそう。
「皆さん、作ったお酒の事を自分の宝物のようにお話しして下さるんです。」と。
日本酒に込められた想いや作られた方の苦労を知る事でより一層そのお酒の美味しさや、
頂ける事のありがたさまで味わう事ができますよね。
そのような、お酒に込められた人々の想いまで味わうハートフルなたしなみ方を
彼女はされておりました。



そしてその後は、フードコーディネーターの灰原さんと日本酒ライターの市田さんによる、
オススメのペアリング紹介をして頂きました。
お二人は岡山の地酒と旬のおつまみのペアリングを紹介するおかやま日本酒時間」で共演されており、
過去に数々のペアリングを試してきておられました。
そんな中からの抜粋という事で、私自身もこの時間を楽しみにしていました!


内容は、
① 「タコとじゃがいものサラダ」と「県産米の酒」
②  「鶏の紅だるま焼き柿のソース」と「山田錦の酒」
③ 「マスカットのクリームチーズサンド」と 「雄町米の酒」
④ 「サバと夏野菜のタイカレー」と 「朝日米の酒」
写真をスクリーンに出して紹介して下さり、どれも涎が出る程美味しそうなペアリングでした。
灰原さん曰く、長年研究する中で日本酒はオリーブオイルとの相性が物凄く良いようで、
一品目はまさにそのオリーブオイルが日本酒の良い引き立て役になっているんだとか。
また、市田さんは三品目で使われているミントのようなハーブや、
四品目で使われているカレーのスパイスが、日本酒にピタッとはまる!とも仰っていました。
最後にはなんとお二人が提案して下さったアップルパイと雄町米日本酒のペアリング体験をさせて頂きました!
(※日本酒銘柄は秘密)



私自身このようなペアリングは初めてでしたが、林檎の燻製された深い甘みと雄町の深い味わいがマッチして、
口の中で両方の甘みがブワーっと広がり、その味はまさに感動。
本当に美味しく頂きました。
どれも、日本酒の特性や食材の旬の時期、産地等からマッチする組み合わせやその理由が考え尽くされており
普段冒険をしない私にとってはすごく奥深い、楽しい、素敵な時間でした。
また一つ、日本酒の良さを知る事ができ、愛が深まったように思います。



最後になりましたがご後援を頂いた皆様、
祭典を運営してくださった皆様、
美味しいお料理を提供してくださった飲食店様、
各地からお集まりいただいた多くの酒蔵様、
会場にお越し下さったオマチストの皆様、
本当にありがとうございました!
 
 
2022 Miss SAKE 岡山 準グランプリ

石田真希(いしだ まき)