自分の出来る範囲内で留まるのか

みなさんは誰かに「相談」をすることはありますか?

今回はそれにまつわるお話を。

 

 

2か月前、何年ぶりかという度合いのクレームをもらいました。

明確にうちの学生スタッフの行動とその対応が原因で引き起ったものです。

対象となる学生が判明したので本人に尋ねると自分に間違いないとのことでした。

 

その後の流れは大雑把にすると

①責任を取って辞めます

②信頼を回復させることが責任を取ることだから続けます

③親に相談したらしばらく休んだ方がいいと言われたので休みます

④時間をかけて多くの人に相談した結果辞めることにしました

です。

 

 

本人が辞めたいのを止めるつもりはありません。

嫌々ながら接客する必要はありませんし心だって折れることもあるでしょう。

ただここで気になったのが「相談」です。

 

あなたから見ると何を「相談」したように思えますか?

本当に「相談」だったのでしょうか?

 

 

実際一緒に働いているうちの学生が2人、この学生から話があったそうです。

仕事を続けたほうがいいと思うよ、と伝えたと言っていました。

にも関わらず多くの人に「相談」した理由は?

何を言ってもらいたかったの?

そんなにたくさんの人に「相談」する必要はあったの?

 

「相談」するなら本当に親身になってくれてあなたが本当はどうしたいのかを引き出してくれる人、導いてくれる人、それもたった1人にするべきだと私は思います。

一般的な意見を述べてくる人を何人頼ったところでその人たちはあなたの人生に責任は取ってくれません。

同じ境遇や環境にいない外野の意見が欲しいのですか?

自分が欲しい答えを、それも証拠集めをするように何人も頼ることをしていませんか?

弱ってる自分を察して現実に向き合わないでいいよと言ってくれる人を探していませんか?

 

 

 

その物語、主役は誰なのですか?