一つの結果として

よく「みんなが喜んでもらえるように」と耳にします。



では「喜んでもらえた」というのはどのようにしてわかりますか?

…考えたこともないかもしれませんね。


「そんなの感覚でわかる」と言われるかもしれませんが、その「感覚」にもあなたなりに何か基準はありませんか?


我々の仕事では「ありがとう」を心の底から真に受けることはしません。
”時を超えたサービス”でもお話しましたが、例えばリピートしてもらえたか、ご紹介がいただけたか、良い口コミが書き込まれたか、など継続して経過を見守る必要があります。

基準はあくまで本人の基準ですから何が正しいとか正しくないの話ではなく、結果として何かに表れればわかりやすいですね。
ですので結果の受け取り方はとても重要です。



そんな結果について嬉しい出来事がありました。

この月末に4期生同士の結婚式と10期生の男の子の結婚式があったのです。


結婚式の仕事に携わるようになり、いつかバイト生が新郎新婦として戻って来る日を夢見ていました。

そしてその輪廻が延々と続くようになればいいと。

そのためにはこの仕事に情熱を注ぎ続けることと、自分が働いたところ以上の場所はないんだと感じてもらおうと。

ですがバイトの学生は全国各地から来ているわけで、必ずしもそれは現実的ではありません。
ですがせめて結婚式なんかしたくない、こんな人たちが働く業界にお世話になりたくない、なんてことは避けたいと考えていました。
たまにSNSでバイト先への不平不満を書き込んでいるニュースが流れたり、ブラック企業すぎて離職率がめちゃめちゃ高い、なんてこともあるので。


そんな中でこの2組のカップルのお世話をできたことは本当に幸せでした。
望んでそして選んでもらえたという結果は自分としては間違いなく成果でしたので。

まずは無事終えられたことにホッとしていますし、永遠に残る時間にできたことは嬉しく思います。


ですが望んでいる未来は”この輪廻が延々と続くこと”です。


双方が望み、もっともっと自分に反ってくるサイクルを創っていきたいですね。
そしてそれが世の中の幸せに寄与できることに繋がりますように。